サツマニシキ・・蛹化準備
8月16日,昼前にフクワウチさんがサツマニシキの終令幼虫を持ってこられました.下に降りて,葉の上で動かない・・それはきっと蛹になる前の状態でしょう・・のやりとりから,センターに持ってきて下さいました.
なるほど葉の上でじっと動かないし,体の下には相当の糸を吐いて座をこしらえている・・,これは蛹になりますよ・・で,ケースごと預かりました.
3時頃,よせばいいのにJan 掘る 減る問答氏にいろいろ話を聞いたのが悪かったか,くらくらしながら帰って行かれました.やはりついていない人はいるもので,その後,時々様子を見ていた私は,幼虫が頭を動かし出したのに気がつきました.しばらくするとあっという間に体の上に糸が張られている・・つまりは幼虫が裏返しになりながら左右に糸を張っている.明らかに蛹化準備.これであと少ししたら幼虫が見えなくなるほど密に糸が張られて,さらには左右が引き寄せられて丸くなり,それが終わると中で蛹化・・となるのでしょう.
こういうのを見れないという運の悪さ・・明日は野外で終令幼虫をさがして,自分でもって帰って見ておきましょうね.
こうしてサツマニシキは蛹へと向かうのでした.